さて、急に解説風の記事を書いてみます。
最近、ソードブレイカーやドゥームトワイライトなど、リアクション阻止率持ちの武器が実装されてきていますね。
信銘石の付加能力でも「リアクション阻止率20」があり、採用するかどうか悩んでいる方も多いと思います。
自分もけっこう悩むシーンが多いので、いろいろと考えてみました。
まず、大切なことですがどれくらいリアクション阻止できるのか。
ちなみに、「リアクション阻止率20」とは、「20%」だと思ってください。
計算式はこれです。
(もともとのリアクション発動率)×(1-リアクション阻止率)
となります。
具体的に例示すると「見切り」の場合、もともとのリアクション発動率が15%ですので、
15% × (1 – 0.2)= 12%
となります。
では一番の疑問。
「それって強いの?」という疑問に入りましょう。
3%変わるだけですので、それは誤差じゃないの?と思ってしまいます。
1回の発動率だとたしかに誤差レベルですが、1試合で考えるとどうでしょう。
ちょっと確率の計算をしてみましょう。
見切りをもった回避キャラとして一時期一世を風靡したロック君。

彼は自己リレイズ持ちですので、だいたい倒されるまでに3回の攻撃を受けます。
では、「ロックが3回の攻撃を受けて倒されるまでに1度でも見切りされる確率」を考えます。
一度でも見切りされると戦況がガラッと変わりますからね。
一回見切りされたら試行回数が増えるから、、みたいな細かいとこはとりあえず無視します。
①リアクション阻止率0
38.6%
②リアクション阻止率20
31.9%
③リアクション阻止率30
28.3%
ふむふむなるほど。とりあえず感想を言う前にもう1つくらい例をみておきましょう。
2022年4月現在猛威を振るっているアルストリア君。

彼の「後の先」は発動率30%です。そしてアルストリア君もガッツ持ちですのでだいたい3回攻撃を受けます(自己回復あるのでそれ以上耐えられることのが多いですが、とりあえず3回で)。
攻撃が高すぎて、「後の先」だけで致死的ダメージを受けますからこれを防げるとしたらだいぶ勝率はあがります。
「アルストリアが3回の攻撃を受けて倒されるまでに1度でも後の先を発動する確率」はこちらです。
①リアクション阻止率0
65.7%
②リアクション阻止率20
56.1%
③リアクション阻止率30
50.7%
どうでしょうか?
リアクションアビリティのもともとの発動確率にもよりますが、約10試合に1回程度は、「リアクション阻止率20のおかげでリアクションが発動しなかった」となりそうです。
個人的には、リアクション阻止率は十分に強いと思います。
20%ですら上記の計算くらいの効力は発揮しますし、戦闘中のアビリティなどど合わさるとより効果を発揮するかと思います。
現在、武器と信銘石で、付加能力は6個~8個付く時代です。
リアクション阻止率を信銘石に採用するのか?
自分は、枠が空いていれば採用します。
「斬撃攻撃アップ」や「光属性攻撃アップ」といったすべての攻撃行動に寄与する付加能力よりは優先度が低いと思いますが、信銘石に採用する付加能力として「リアクション阻止率」と悩まれるのは「器用さアップ」や「命中アップ」、「クリティカル発生率アップ」あたりだと思います。
例えば「命中アップ」は、敵がある程度回避を盛っていない限りは無意味なスキルになります。
どういった敵を想定するかにもよりますが、汎用性という点でリアクション阻止率は前向きに検討してもよい付加能力だと思います。
また、余計な反撃を受けないという点を重視すると、防御的な付加能力と考えることもでき、タンクなどにつけるのもオススメです。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。